HOME > みどころ情報 > 夏 > 長良川の宝もの「郡上鮎」の友釣りを楽しむ(6月中旬~)
清流『長良川』が流れる美並町での人々の生活で、切り離せないもの
それは、「鮎」です。
その釣り応えの良さはたくさんの釣り人を魅了し
「香魚」とも呼ばれる独特の香りと味を愛してやまないファンが
毎年美並の「鮎」を求めてやってきます。
鮎釣りの解禁日は毎年6月の上旬ごろです。
解禁の日はたくさんの釣り人が、早朝から長良川を埋め尽くします。
長良川での鮎釣りは「友釣り」が主流です。
これは、鮎が縄張りをもつ習性を利用しておとりの鮎を縄張りに放し、縄張り争いをする際にひっかけて釣るものです。
縄張り争いが激しい分、釣りあげる確率も上がりますので、おとり鮎の生きの良さも重要です。
美並町内にはたくさんの種鮎屋さんがありますので、その中から生きのいいものを選んでチャレンジしてみてください。
また、友釣りをする際の竿として、『郡上竿』というものがあります。
岐阜県の伝統工芸品として指定もされているこの郡上竿は、調子が胴にくる独特の構造で釣り心地がよく、グラスファイバー製の軽量の釣り竿が主流になった現在でも、多くの釣り人に愛用されています。
今では作り手は深戸の福手さんのみとなってしまいましたが、釣り好きを自称する方々にはぜひ一度試していただきたい逸品です。