HOME > みどころ情報 > 秋 > 晩夏から初秋にかけて「落ち鮎」を味わう(8月上旬~10月下旬)
お盆を過ぎたあたりから、長良川ではヤナを使った「落ち鮎」漁が行われ始めます。
観光ヤナ場では、ヤナ漁でとれた天然の鮎を楽しめるだけではなく、自ら手づかみでアユをとる体験もでき、お子様連れの遊びとしても大人気です。
鮎は産卵の時期になると、海に下る習性があるため、8月の下旬ごろになってくると、大雨等で水かさが上がるころを見計らって、一斉に海へ向かって泳ぎ出します。
ヤナ漁はそれを利用して、川に木や竹で、すのこ状の構造物を作り
打ち上げられた鮎を捕まえます。
打ち上げられる鮎は、多い時は一晩で2万匹にものぼり、みるみる内にヤナに打ち上げられていきます。
よく上がる時間帯は、大雨の降った後の早朝などであり、なかなかタイミングよくその場を目撃することはできませんが、チャンスがあれば一度体験していただければと思います。
美並の観光やなをはじめとした鮎料理屋では、塩焼きや甘露煮、刺身などの鮎づくしコースを楽しむことができます。
美並の鮎は全国の鮎の品評会において、2年連続のグランプリを受賞し、川魚で初めて地域ブランドの認定を受けた『郡上鮎』です。一度お試しいただければ納得の味わいです。